蟬川泰果 “ジンクス”打破で大会連覇&今季初Vだ!「まずは明日良いスタートを切ること」
「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ」(28日開幕、東京よみうりCC=パー70) 昨年大会覇者の蟬川泰果(23)=アース製薬=が開幕前日の27日、プロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。 昨年は大会最年少となる22歳326日で優勝した最終戦。大会連覇を狙う開幕前日だが「去年勝ったなというのは覚えているけど、そこまでのプレッシャーというのは思っていなくて」と肩の力は抜けていた。 ディフェンディングチャンピオンとして迎える大会は成績が伴わない“ジンクス”がある。今大会を除く通算3勝のうち、優勝翌年度の大会成績は23年パナソニックオープンが予選落ち、23年日本オープンは36位、24年関西オープンは41位。不本意な成績が続くだけに「ジンクスがある中で、しっかりそれを打破したい。まずは明日良いスタートを切ることが目標」と力を込める。 今季は賞金王も期待された若手のホープだが、ここまで未勝利で賞金ランキングは19位。「もちろん悔しいなと思うけど、でも、全力でやった結果。今は自分の壁にぶち当たっているところだと思うので、その壁を乗り越えれば、今まで以上にもっともっとコンスタントに良い結果を残していけるんじゃないかと思う。最終戦で何か良いきっかけをつかめた」と振るわなかったシーズンの最後を来季につながる一戦にしたい。