【バレー】アジア女子クラブ選手権 NEC川崎は地元タイのナコーンラーチャシーマーに逆転勝利で決勝へ
2024アジア女子バレーボールクラブ選手権に出場しているNECレッドロケッツ川崎は、準決勝でナコーンラーチャシーマー Qmin C(タイ)と9月27日(金)にナコーンラーチャシーマー(タイ)で対戦し3-2で勝利した。 【動画】アジアクラブ選手権準決勝後 大工園彩夏選手(NECレッドロケッツ川崎)コメント 準々決勝をストレートで勝利したNEC川崎は、フルセットの接戦をものにして準々決勝を勝ち上がった開催地でもあるタイのナコーンラーチャシーマー Qmin Cと対戦。同チームには2022-23シーズンまでNEC(当時)に在籍していた井上琴絵が所属しており、この試合にもスタメンで出場した。第1、2セットはNEC川崎が先行する場面も見られたが、ナコーンラーチャシーマー Qmin Cがいずれも終盤に抜け出して連取。あとがなくなったNEC川崎は第3セット、この試合両チーム最多の25得点をあげた佐藤淑乃がスパイクやブロックで得点を重ねて奪い返すと、続く第4セットも連取し最終セットへ。迎えた最終セット、序盤は先行を許すも中盤に抜け出しその後は逆転は許さずフルセットの接戦を制した。この試合では甲萌香がチーム2番目の17得点、島村春世がチーム3番目の16得点をあげるなどミドルブロッカー陣の活躍が光ったほか、途中出場の廣田あいが15得点をあげて逆転勝利に貢献した。 NEC川崎は次戦、決勝でLPバンク・ニンビン(ベトナム)と9月29日(日)に対戦する。LPバンク・ニンビンとは22日(日・祝)に予選ラウンドの初戦で対戦しており、その時はNEC川崎が3-0で勝利した。 今大会は出場8チームを2組に分けて1回総当たり戦の予選ラウンドを行ったあと、予選ラウンドの順位に基づいて組み合わせの決定したトーナメントを戦い、優勝を決定する。今大会の上位2チームには12月に中国で開催されるFIVB女子クラブ世界選手権への出場権が与えられるため、決勝進出を決めたNEC川崎は出場権獲得を確定させた。 ■準決勝 9月27日(金) NECレッドロケッツ川崎 3-2 ナコーンラーチャシーマー Qmin C(タイ) (23-25、22-25、25-17、25-19、15-10) □ ナコーンラーチャシーマー Qmin C戦の第1セットスターティングメンバー 佐藤、甲、和田、佐々木、島村、塚田、リベロ大工園
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