白樺学園・久保颯大が3冠達成…男子1500、1000メートル、団体追い抜き…全道高校スケート
◇全道高校スケート 最終日(22日・明治北海道十勝オーバル) 男女1500メートルと団体種目が行われた。男子1500メートルは、白樺学園・久保颯大(2年)が制し、1000メートル、団体追い抜きとの3冠を達成。学校対抗男子は白樺学園が9連覇を果たした。 白樺学園・久保が個人、団体合わせて3冠を達成した。 21日の1000メートルで優勝し、迎えた最終日。1500メートルは「想定したよりも速く入ることができた」と、前半700メートルを全体トップの50秒68で通過。「思ったよりもラップが落ちてしまった」と後半は納得のいく滑りができなかったが、「1000メートルの好調に引き続き、調子をキープして1500メートルに臨めた。上出来なレース」と1分50秒76の自己ベストを1秒30更新してみせた。 1000メートルで日本高校記録を持つ兄・向希=オカモトグループ=ら、4きょうだい全員が現役のスピードスケート選手。1分11秒00で1000メートルを制した後には「1分10秒まであと0秒01だったね」ときょうだいからダメ出しされた。高校時代に日本一に輝いている兄、姉に負けじと来年1月のインターハイで頂点に立ち、見返すつもりだ。 ▽男子1500メートル 〈1〉久保颯大(白樺学園)1分49秒46〈2〉日下賢将(帯広三条)1分49秒60〈3〉小坂陽汰(池田)1分51秒33 ▽男子団体追い抜き(8周) 〈1〉白樺学園(久保、長岡、堀川)3分58秒77〈2〉帯広三条(日下、黒坂、藤田)4分1秒71〈3〉帯広南商(小野寺、塩谷、小島)4分12秒49 ▽男子2000メートルリレー 〈1〉帯広三条(佐藤、吉田、三瓶、日下)2分26秒06〈2〉白樺学園(横山、宮本、宮坂、軍司)2分26秒81〈3〉帯広南商(金須、菅野百、宮本、菅野玄)2分30秒54 ▽男子学校対抗 〈1〉白樺学園(90点)〈2〉帯広三条(50点)〈3〉池田(30点)
報知新聞社