「Amazon整備済み品」の激安2万円ノートPC、買ってわかった不都合な真実
いろいろ対処できる上級者向け
なお、ここでは詳細を割愛するが、購入したもう1台のパソコンに付属していたOffice 2019は、一応「正規品」と判断できるものだった。しかし、プロダクトキーが添付されていなかったため、OSをリカバリーすると削除され、再インストールできなくなった。そこで販売元に連絡すると、正規品とは思えない怪しいプロダクトキーがメールで送られてきた(販売元は正規品だと主張)。 以上、実際に購入してわかったことは、Amazon整備済み品は、激安でも状態の良い製品が多いこと。ただし、Officeのライセンスは怪しいケースがある。非対応のパソコンにWindows 11をインストールしている場合、そのリスクも十分に理解しておきたい。OSやアプリの入れ替えも苦にしない上級者が試しに購入するなら魅力的だが、一般の人が安易に飛び付くべきものではなさそうだ。 ※この記事は「日経PC21」2024年8月号より抜粋・再編集したものです
滝 伸次