2022－23シーズンにA千葉でプレーしていたイバン・ラベネル［写真］＝B.LEAGUE

　7月3日、B3リーグの新潟アルビレックスBBは、香川ファイブアローズを退団したイバン・ラベネルと、2024－25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 　アメリカ出身で現在34歳のラベネルは、203センチ113キロのセンター。オハイオ州立大学からブルガリアとポーランドのクラブを経て、2015－16シーズンに当時bjリーグだった琉球ゴールデンキングスに入団すると、Bリーグ開幕後には福島ファイヤーボンズ、熊本ヴォルターズ、アルティーリ千葉でもプレーしてきた。 　2023－24シーズンは香川ファイブアローズの一員としてB3リーグ戦50試合に出場し、1試合平均18.0得点8.5リバウンド2.1アシスト、規定未達ながら3ポイント成功率42.7パーセントをマーク。B3リーグの年間ベストファイブにも選出された。 　B2とB3を主戦場に活躍してきたラベネルは、7月2日に所属元の香川と双方合意の上で契約解除したことが伝えられていたが、一夜明けたこの日、2シーズン連続降格の苦境から再浮上を目指す新潟に移籍することが発表された。 　新天地が決まったラベネルと、新潟の糸満盛人社長は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。 「新潟アルビレックスBBに加入する機会を与えていただきありがとうございます。このクラブの代表選手として、強いチームを取り戻し、あるべきステージに戻る手助けを共に達成する機会を与えてくれたことに感謝しています！ホームでもアウェーでも、毎試合チームメートやブースターの皆さんと一緒に戦えることを楽しみにしています。チームのためにプレーし、強靭なリーダーシップを発揮したいと思いますので、皆様と共に新潟で素晴らしいシーズンを送りましょう」（イバン・ラベネル） 「イバン・ラべネル選手、ようこそ新潟へ。既に国内にて、高いレベルの、そして闘志あふれるプレーでブースターを魅了し続けて来られバスケットの実力はもちろん。B3という我々にとって未知の世界を熟知されている貴方の経験・知見を、代表としてとてもとても心強く感じております。さらには、面談時に感じた『人としての優しさ』『FOR THE TEAMを何よりも重視させる姿勢』は我々のコンセプトに十二分マッチ。コート内外で同じ気持ちで戦っていただける『力強い同志』を得た気分です。来てくれて本当にありがとう。ともに頂点での景色を観ましょう！そしてブースターの皆さん。イバン選手の一挙手一投足にご注目を。熱いパフォーマンスを楽しみに。彼を力づけ勇気づける日本一のブーストを、ぜひともよろしくお願いいたします」（糸満盛人社長）