ご祝儀に「10万円」ってアリなんですか? 割り切れる数字はNGと聞きましたが、キリがいいなら問題ないのでしょうか? 今度「いとこ」の結婚式に参加します
ご祝儀を準備する際のポイント
ご祝儀の金額の相場がわかったところで、ご祝儀のポイントである「ご祝儀袋」「袱紗(ふくさ)」「新札」について紹介します。 ◆ご祝儀袋 ご祝儀袋は、「結び切り」または「あわじ結び」の水引、のし、中包みのついているものを選びましょう。「蝶結び」の水引がついているものもありますが、出産や昇進のような何度もあってよい祝い事に使用されるものですので、結婚式には不向きです。 ◆袱紗 袱紗は、祝いの席にふさわしい明るい暖色系のものを使うといいでしょう。弔事用で使われる寒色系のものは避けるようにしてください。紫は慶事用と弔事用のどちらで使ってもかまわないため、1枚用意しておくと必要なときに慌てずにすみます。 ◆新札 お札は新札を用意しましょう。多くの結婚式は、土日に行われます。新札は銀行の両替機で用意できますが、土日は利用できません。そのため、前日の深夜や当日だと新札を用意できない可能性がある点に注意しましょう。 包む際は、肖像画が表面になるように入れるのが一般的なマナーです。
ご祝儀のルールを理解して、新郎新婦をお祝いしよう
ご祝儀で10万円を包むことは問題ありません。しかし、関係性を踏まえてご祝儀の金額を決めましょう。 ご祝儀袋や袱紗、新札は事前に用意しておくと、直前で慌てずにすみます。ご祝儀のポイントを押さえて、結婚式当日に新郎新婦をお祝いしましょう。 出典 一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協) 祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(平成29年度)集計結果 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部