「私、付き合ってないから!理想の男性は…」“婚活真っ最中”鈴木奈々が語る「理想の恋愛と結婚観」
「私……今日……フライデーさんに言いたいことがあるの!」 会って開口一番、鈴木奈々(35)の口から発せられた言葉だ。いったい何があったのか……。 【びっくり!】すごい!これが鈴木奈々の”超大胆ショット”だ! 「今日もロケをしていて、いろいろな人から言われたの。“奈々ちゃん、おめでとう”とか“よかったね~”とか。でも私、付き合っていないから!」 どういうことかというと、鈴木は6月4日に放送された『突然ですが占ってもいいですか』(フジテレビ系)に出演。お見合い企画に参加し、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』5代目バチェラーだった、元プロバスケットボール選手の長谷川惠一(39)とカップルが成立したのだった。その結果、視聴者の多くは、鈴木が長谷川と交際していると思ったようだが、鈴木が言うには、 「長谷川さんとは友だちだよ。友だち。でも、番組以降、会ってもいないし。これからご飯行こうとは約束してるけど、まずはお友だちから。だから、ちゃんと書いてね」 と、いうことのようだ。 鈴木は’14年1月に5年間交際していた中学の同級生と結婚したが、’21年夏に離婚している。それから3年の月日が経った。改めて振り返ってもらうと、 「早いね~。今でも仲良いですよ。本当に素敵な人だったので。最高の旦那でした。本当に! 中学の同級生だったんだけど、卒業して5年後、成人式でバッタリ会って付き合い始めたんです。(彼とは)すごい結婚したかった……」 と当時を懐かしむように話し始めたと思ったら、急に、 「なんかさ、すごいお腹減っちゃって、どこかカフェでお茶しながらお話ししません? 朝から地方ロケ終わりでそのまま講談社に来たから、忙しくて何も食べてなくて」 噂に違わぬ天真爛漫ぶり。『鈴木奈々』を実感した瞬間だ。場所を変え、インタビューを続行。別れた元夫のことは、 「今でも大好きだよ。でも、友達になっちゃったから。ほんとにめちゃめちゃ素敵な人だった。最高すぎる。だってうちの両親も大好きでしたもん」 と、元夫に対する思いは好き嫌いを通り越して『敬愛の念』の域に達していた。それでも、 「でも、お互いこれから恋愛したりとか、彼氏ができたり、彼女ができたりするから。もう今は全く連絡とってないです」 と、ちょっぴり寂し気な顔で語るも、新たに一歩を踏み出そうとしている姿はなんともいじらしい。そんな鈴木、今は『婚活』まい進中のようだ。 「本当にもう一回、結婚したいと思うんですよ。だって(結婚生活は)楽しかったから。今度は子供を作る。母親になりたい。なりたいよ~、母親。だから、私が新恋人できたらフライデーさん、撮ってくださいね」 離婚してからこの3年間で出会いは全くなかったのだろうか。 「1回ね、 離婚してからデートした人がいたんですよ。年下の、とてもピュアな人。4回ぐらいデート重ねました。楽しかった~。でも、何もしてないんですよ。キスもしてない、手も繋いでない。 だから、それもまたピュアだなと思って。 私はホテルに連れ込むような男、嫌なんで。ほんとに素敵な人だったんですけど、わからなくて。だから、最近は年上がいいと思ってる。引っ張っていってほしい。リードしてほしい。 私はマジで大切にされたい願望が強いから。ホテルに行ったとしても、すぐに手を出さない男性が好き。全く手を出してこないと、それはそれで嫌だよ。ちょっとは手を出してくる。でも私がダメと言ったら、それを我慢できる人かな」 最近も、イケメンショップ店員に一目惚れしたが、左手の指輪を見て一気に冷めてしまったという。そんな中、今一番好きな男性を聞くと、意外な芸能人の名前が……。 「長瀬智也(45)さん。マジでカッコいいと思った。顔だけじゃない。共演してめちゃくちゃ性格がよかったから。人間がすごくできていて、優しかったし。 私は、裏方さんにどんな振る舞いをしているかを見るの。長瀬さんは誰にでも優しかった」 そんな長瀬をイメージしながらだろうか。理想の男性については、このように語ってくれた。 「タイプでいうなら昭和テイストの男性。車も持っていなきゃダメ。『今、代官山のTSUTAYAにいるんだけど疲れたから迎えに来て』って電話したら、すぐに車でギュイーンと迎えに来てくれる人。そう背中に羽根が生えている人!」 フットワークが軽いのも必須条件のようだ。現在、『婚活』まっしぐらの彼女だが、当然自分磨きにも余念がない。 「もちろん、自分磨きしてますよ。素敵な彼をゲットするためには大事じゃないですか。だいたい週1でジムに通って、いつでも脱げるように鍛えています(ガッツポーズを作りながら)。胸もバストケアしてね。最近、お尻も結構、褒められるんですよ」 時折、セクシーな下着に包まれた自慢のボディを披露しているインスタグラムのフォロワー数は、30万人に迫る勢いだ。他にも結婚に向けて着々と準備を進めていることがあるという。 「神奈川県に土地を探しているんです。私、海が大好きだから。海の近くで子供を育てたいという夢があるんです。犬を飼っているので海岸を散歩もしたい。 実家に保護犬2匹、猫3匹を飼っているくらい動物が好き。土地を買ったら報告します。マジで欲しい、土地!」 婚活に余念がない一方で、彼女はタレントとしても着々と足元を固めている。その堅実さの裏には“あの人”の存在があった。 「加藤茶(81)さんと奥さんの綾菜(36)さんとすごく仲がいいんですけど、加藤さんによく言われるの。『奈々ちゃん、自分に飽きちゃだめだよ』って。私、自分に飽きていた時があるんですよ。いろいろなキャラのタレントが後から出てきたから、このままでいいのかなって。キャラを変えたいと思った時があったんです。でも、その言葉を聞いて、このままでいこうと思った」 芸能界で長く活躍するためには、無理をせずに、常に自然体であることが大事ということなのだろう。通りを歩いていると、通行人が次々と「奈々ちゃん!」と声をかけてくる。地方ロケから戻ったばかりで疲れているはずだが、嫌な顔一つせず一人ひとりと笑顔で写真撮影に応じる姿を見て、鈴木が誰からも愛される理由がよくわかった。 間違いなく、息の長いタレントになるだろうーー。 取材・文:佐々木博之(芸能ジャーナリスト) 宮城県仙台市出身。 31歳の時にFRIDAYの取材記者になり、数々のスクープを報じてきた。 その後も週刊誌を中心に活躍。 現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中
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