国民民主党・玉木代表 都知事選で「蓮舫氏を応援することはない」
国民民主党・玉木雄一郎代表が6月12日(水)、ニッポン放送のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』(毎週月~金曜日 朝6時~)に生出演。都知事選に出馬表明している立憲民主党・蓮舫氏の応援はしないことを明言した。
同番組では6月11日(火)から20日(木)にかけて各政党幹部が生出演、「いま聞きたい、政治の焦点」についてインタビューしていくが、12日は国民民主党・玉木雄一郎代表がスタジオ生出演し、都知事選での方針と、政治資金規正法改正案への考えについて述べた。 まず、7月7日投開票の東京都知事選に向けた党の方針については、次のように語った玉木代表。 「まだ決めていません。といいますか、まだ今の時点で『出る』と小池知事もおっしゃっていないので。今日にも、という話はありますけども、そこでどういう発表されるのか。そして、都知事選挙なので、基本的には都連がまずどう判断するのか、そういったところを踏まえて、最終的に判断していきたいと。ただ、一方で、(出馬表明が)出ている(立憲民主党の)蓮舫さんについては、共産党と一体としてやってますし、ちょっと我々としてはそこはなかなか乗れないなということで、蓮舫氏を応援することはない、ということですね」
そして、自民党と野党で攻防の続く政治資金規正法の改正をめぐっては次のように考えを述べた。 「今回は何が本質かというと、最初は(自民党派閥の)『裏金問題』だったでしょう。なぜ『裏金』かというと、支出で出さなくていい(公表しなくていい)お金があると、それに合わせて『入り』も隠せるんですよ。ですから逆にいうと、その『出』を書かないでいいというお金があったら、バランスを取るといいいますか、整合性を取るために、その分だけ『入り』も書かなくするんですよ。書かないと合わないので。3,000万円『入ってる』のに、全然『出てない』となったら、『どうなってんだ?』と。“繰越“を書けばいいのですが、そうもしていないので。だからやはり『出口』をしっかり書くと言うことが今回、『裏金』を防ぐための一番の方策で、特に『非公開かつ非課税』というお金をなくそうということが本質です。我々が行ってる政治活動は税金がかからない恩恵を受けてるんですね。それは公的なことをやっているから。であれば、1円から、ちゃんとそれが政治活動に使われたという証明があって初めて非課税の恩恵を受けるべきなんです。もし出せないんだったら、それは課税すべきなんですよ」