次は国際ロマンス詐欺師に? 周明の過酷な過去と決意…「越前編」で光る松下洸平の演技力と影の努力【光る君へ】
周明の立ち回りに戸惑いと興奮…そして発音の良さに拍手
さらにもう一つの謎だった、周明の「流暢すぎる日本語」問題。これは12歳まで対馬で育ったということで納得したが、父に捨てられ宋でも苦労したというハードすぎる半生に、SNSは「バチクソに重い設定ぶっこんできた」「壮絶すぎて情報過多」「周明の生い立ちだけで連続ドラマ作れるじゃん」「親に捨てられた松下洸平。異国の薬師に拾われた松下洸平。属性盛りすぎ」「とんでもなく母性本能くすぐる生い立ち」と、なぜかちょっと興奮気味の声が聞かれた。 その流れで、周明からマンツーマンで宋語を習うことになったまひろ。はたから見ると、レッスンというよりデートとしか思えない雰囲気に、SNSも「わぁ・・・新しい恋の予感」「もう乙女ゲーム的展開過ぎるよ」「越前で面食いまひろさんがイケメンにくらくらしてますよ、どうする道長」「この状況を道長に見せてワイプで発狂してる様子を見たい」「吉高由里子と松下洸平・・・吉高由里子と柄本佑・・・どっちも結ばれてほしいのにどうしたらいいの」と、引き裂かれるような思いを打ち明ける声も。 しかしまひろが元カレの名前を出したとたん、周明の態度は一変。その壮絶な過去が全部事実であれば、彼は生きていくために多少の手段は選ばなかったはずだし、宋の社会で自分の存在を定着させることに躍起になっているはず。 突如訪れた周明の人生大逆転のチャンスと、そこからの見事な立ち回りに、SNSは戸惑いと興奮がないまぜになったような空気となり、「そんな国際ロマンス詐欺みたいな全部盛り設定ある!? と思ったら本当に国際ロマンス詐欺だった」「急に中華ドラマの陰謀パートみたいになってきたぞ!」などのコメントが。 さらに松下の中国語の長台詞には「発音がすんっっっごく綺麗」「『留学してました?』というレベル」と絶賛の声があふれた。折よくこの日放映された『情熱大陸』(MBS)では、ゼロから指導者に特訓を受け、本番ではちょっとNGを出してしまいながらも、見事に演じ切るまでが追いかけられていた。