性的マイノリティーや事実婚カップルを家族として公的に認める「ファミリーシップ制度」 愛媛県松山市が運用開始 市営住宅入居や税に関する証明書受け取りなど可能
あいテレビ
愛媛県松山市は、性的マイノリティーや事実婚のカップルについて、その家族を含め公的に認める「ファミリーシップ制度」の運用を来月から始めると発表しました。 【写真を見る】ファミリーシップの届け出書類 松山市が来月から運用を始めるファミリーシップ制度は、性的マイノリティーや事実婚のカップルとその子どもらを家族として市が公認するものです。 公認に法的な効力はありませんが、届け出をすることで証明書やカードが交付され、市営住宅に入居できるほか、委任状がなくても税に関する証明書を受け取れるなど公的なサービスを受けられます。 届け出の受け付けは来月3日から始まり、窓口のほか郵送やオンラインでも申請が可能ですが、窓口の場合は事前予約が必要です。 松山市は今後、民間事業者にも働きかけ、家族を対象にした電話料金の割り引きや保険金の受取りといったサービスが適用されるよう呼びかけることにしています。