【パリ五輪】“フランスの敵”エンビードをレブロンが全面サポート宣言「俺たちはみんな彼の味方だ」<DUNKSHOOT>
現地時間8月3日(日本時間4日、日付は以下同)、アメリカ代表はパリオリンピックのグループC予選ラウンド最終日にプエルトリコ代表を104-83で下して3戦全勝、得失点差を+64とし、トップシードで決勝トーナメント進出を果たした。 【動画】エンビードが観客煽り→まさかのエアボール アメリカはアンソニー・エドワーズがゲームハイの26得点に3リバウンド、3アシスト、2スティールと爆発。さらにケビン・デュラントが11得点、4リバウンド、3アシスト、レブロン・ジェームズが10得点、6リバウンド、8アシスト、ジェイソン・テイタムが10得点、10リバウンド、3アシスト、2スティール、アンソニー・デイビスが10得点、6リバウンド、3アシスト、2ブロックと続いた。 そして2試合ぶりにコートへ立ったジョエル・エンビードは、22分44秒のプレータイムで15得点、3リバウンド、2アシスト、2ブロックをマークして勝利に貢献。2022年にフランス国籍を取得していたことで、フランス代表でパリ五輪に出場と思われていたエンビードだが、昨年10月にアメリカ代表でオリンピックへ出場することを発表したことで、この日も試合前の選手紹介から会場でブーイングを浴びた。 そんな彼にとって心強いのは、アメリカ代表にはNBAで対戦してきた“仲間たち”がいることだろう。4日に米スポーツ専門メディア『The Athletic』へ公開された記事の中で、レブロンはこう話していた。 「俺たちはみんな、ジョー(エンビードの愛称)の味方だ。ジョーは元気だし、俺たち全員もすごくハッピーだ。それに一緒にいる11人のチームメイトたちは彼のことをサポートしているし、必要であればコート内外で支えていくよ」 頼りになるチームメイトたちとともに、エンビードはチームを頂点へと導くことができるのか。6日の決勝トーナメント準々決勝で、アメリカはグループBを勝ち抜けたブラジルと対戦する。 文●秋山裕之(フリーライター)
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