9連休終盤、兼六園にぎわい
4日の石川県内は冬型の気圧配置で曇りとなり、一部で雨や雪が降った。最大で9連休となった正月休みが終盤に入り、兼六園では唐崎松など雪づりの施された園内を散策する観光客や帰省客らでにぎわった。 家族旅行で兼六園を訪れた愛知県豊田市の会社員安藤圭一さん(45)は「園内を流れる用水がきれい。今回は能登まで行けなかったので、次は行きたい」と話した。 朝の最低気温は金沢で0・9度、七尾で氷点下0・1度だった。金沢地方気象台によると、5日は曇りとなり、一部で雨や雪が降る見込み。 ●Uターンがピーク 金沢駅 金沢駅では4日、年末年始を石川県内で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えた。JR西日本金沢支社によると、東京行きの北陸新幹線「かがやき」「はくたか」の指定席は32本中28本で満席となった。午前10時現在、新幹線の自由席乗車率は最大80%だった。