ベテランの負けられない戦いに新人が挑む それぞれの戦い方に個性(奈良1区)【衆院選2024】
■維新・高野敦候補は落下傘候補として両親とともに戦う
さらに、ベテラン2人に戦いを挑むルーキーも登場。 街行く人に敬礼をし、挨拶をする日本維新の会の新人、高野敦さん(49)。 東大法学部卒業後に進んだのは、エリート官僚ではなく、現場たたき上げの刑事。 【日本維新の会・高野敦候補】「良い一日をと『敬礼ポーズ』は、やっぱり警察官魂ですね。身をていして国民を守るぞっていう、政治家になってもそれは変わらないぞっていう、誓いの表れ」 横浜市出身。落下傘候補としてゆかりのない奈良で戦う息子を両親も支えます。 【母・佐喜子さん】「初めてビラ配りというのをしましたね」「でも、なんか楽しかった。初めての体験で」 【父・正道さん】「言い出したら必ずやるということは、ずっと今までやってきましたから、頑張れよと言うしかないですよね。親としては」 【日本維新の会・高野敦候補】「頑張ります」 ベテラン2人に食らいつこうと、1年間敬礼ポーズとともに駅に立ち続けました。 【日本維新の会・高野敦候補】「この20年間で県民所得が日本で一番下がっているのが奈良県なんです。むちゃくちゃな政治をしていた大阪を、しっかりと活力ある住みよい街に変えた実績をもって、日本を同じように変えていこうと若い政治家たちが戦っているのが日本維新の会なんです」
■共産・井上良子候補は3度目の奈良1区挑戦 共産党の強みをアピール
【共産党・井上良子候補】「こんにちは。よろしくお願いします」 共産党公認の井上良子さん(60)。労働時間の短縮、最低賃金の大幅値上げを通じて、安心できる将来を目指します。 【共産党・井上良子候補】「物価高騰の原因、これはアベノミクスという自民党の経済政策にあります。働く人の給料年間33万円も減り。年金は7.8パーセントも減りました。格差が広がったこの経済政策、これ以上進めさせるわけにはまいりません。日本共産党を大きく伸ばしていただき、消費税5パーセントの減税を実現しようではありませんか」 3度目となる奈良1区への挑戦。共産党の強みをアピールします。 【共産党・井上良子候補】「共産党だからできること、裏金をスクープしたのも共産党です。やっぱりそういうところも徹底追及できるということも、しっかり訴えて、違いを出していきたいというふうに思っております」