一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(7)イングランド屈指のキックの達人
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
DF:レイトン・ベインズ(元イングランド代表) 生年月日:1984年12月11日(39歳) 所属歴:ユースキャリア/ウィガン(2001~02年) プロキャリア/ウィガン(2002~07年)、エバートン(2007~20年) 元イングランド代表DFレイトン・ベインズは、ウィガンの下部組織出身であり、プロキャリアも同クラブでスタートしている。5シーズンに渡ってウィガンでプレーしたのち、2007年にエバートンへ完全移籍となる。シーズン序盤は怪我の影響で離脱していたこともあり、復帰後も控えに回ることが多かった。 2013/14シーズンから左サイドバックとして不動の地位を築き上げ、エバートンでは通算420試合に出場39得点67アシストをマーク。イングランド代表として2014年のブラジルワールドカップにも出場した。FKのキッカーでもあり、高いキック精度が魅力的なサイドバックだった。そんなベインズは2020年に現役を引退し、2022年からエバートンU-18の監督を務めている。
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