【オート】岩田行雄が川口で史上3人目の通算1600勝達成 「こんな俺が3人目になれるとは…」
「川口市営第3回第2節」(13日、川口) 開催初日2Rで達人レーサーの岩田行雄(67)=伊勢崎・15期=が通算1600勝を達成した。1977年5月に選手登録、デビュー48年目での快挙。高橋貢(伊勢崎、1651勝)、小林啓二(山陽・引退、1636勝)に続き、史上3人目で現役2人目。 レースは7車立てで行われ、30線5枠の田辺誠(川口)が2周3角で抜け出したが、30線6枠の岩田が差なく続き、4周1角で田辺を差して逆転。ゴールでは2着の田辺に8メートルの差をつける完勝だった。 「きょうがチャンスと思っていたので、勝てて良かった。エンジンは前節良かったセッティングで良かった。こんな俺が3人目になれるとは…。でも、上には上、高橋貢がいるから。頑張って貢についていくだけです。今後の目標?あしたの1勝です。今節もできれば優勝したいし、SGを取る気持ちもまだあります」と笑った。 同選手は元船橋オート所属で、島田信広、片平巧、阿久津正夫らと“船橋四天王”を形成。最強船橋軍団をけん引したレジェンドレーサー。16年4月に伊勢崎に移籍。SGは日本選手権、オールスター、全日本選抜と3回制覇、G1は18回、G2は8回優勝。通算優勝数107回は歴代8位で現役5位。