エクセルソフト、機能管理プラットフォーム「LaunchDarkly」の販売を開始
エクセルソフトは、ソフトウェア開発のリリースリスク軽減と迅速な価値提供を実現する機能管理プラットフォームであるLaunchDarklyと販売代理店契約を結び、LaunchDarkly製品の販売を9月11日から開始した。LaunchDarklyのリセラーパートナーとして、国内での販売網と日本語でのサポートサービスの拡張を図っていく。 LaunchDarklyは、ソフトウェア開発チームが新機能をより迅速・安全にリリースし、顧客体験を向上させるための包括的なフィーチャーフラグ管理プラットフォーム。その中核をなすフィーチャーフラグ機能は、コードのデプロイと機能のリリースを切り離すことで、開発チームに柔軟性と制御を提供する。これによって、リスクを軽減しながら新機能を段階的に展開したり、特定のユーザーグループにのみ公開したり、問題が発生した場合には即座に機能を無効化したりすることが可能となる。 単なるフィーチャーフラグ管理にとどまらず、A/Bテスト、多変量テストなどの実験機能も提供し、データに基づいた意思決定を支援する。これによって、顧客の反応をリアルタイムで把握し、製品改善に役立てることができる。さらに、カナリアリリースやブルーグリーンデプロイメントなどの高度なデプロイメント戦略もサポートし、ダウンタイムを最小限に抑えながら新機能をリリースすることができる。 また、リアルタイムの可視性と詳細な分析機能を提供し、システムパフォーマンスの最適化にも貢献する。開発チームは常にシステムの状態を把握し、問題が発生した場合には迅速に対応することができる。さらに、エンタープライズレベルのセキュリティとコンプライアンス機能も備えており、企業の重要なデータを保護する。 年間サブスクリプションの製品となり、Enterpriseライセンスの料金は、ユーザーの利用規模、必要な機能、サポートレベルなどに応じて個別設定となっている。