「叱責された」長谷川岳議員の言動 道幹部23人が“威圧的” 自民党道議3人も威圧的と回答
STVニュース北海道
威圧的な言動が問題となっている長谷川岳議員。 28日午後、道が新たな調査結果を公表しました。 (道 総務部 吉川政英次長)「ヒアリングを実施した中で、道や職員の対応について厳しい指摘を受けた。意見の相違がある場合に叱責されたと受け止めた職員がいたところです」 道が次長級以上の幹部71人に対し実施した調査では、面談などで15人が長谷川議員の言動を威圧的と受け止め、8人が同席者に対する言動を威圧的だと受け止めたと回答しました。 また、長谷川議員との面談を伴う道の職員の出張回数は、2019年からの5年間で1488回、旅費は合わせて1億2387万円にのぼったことも明らかになりました。 長谷川議員との面談のみの出張は276回、旅費は2031万円でした。 (道 総務部 吉川政英次長)「各旅行命令権者が対面による面談が必要な出張と判断して旅行命令を発したもの。今回の調査についてはその理由まで調査しているものではないので、そこまでは把握しきれていない。長谷川議員については、これまでの対応について改めるべきは改めるべきと直接知事が申し入れを行っていまして、長谷川議員もしっかりと改めていきたいと話をされているところ」 一方、自民党道連が今月実施した道議53人への聞き取りで、3人が威圧的言動を受けたと回答していたことが分かりました。 このうち1人は、2022年の参院選の時に「他候補の支援を行ったことに対し『あなたとは今後もうないから』などと、一切の政治連携を否定する言動があった」と回答したということです。 自民党道連の中村裕之会長は、近く長谷川議員に注意するとしたうえで、改善がみられない場合は党本部に上申するとしています。