ファイントゥデイHD、上場承認取り消し 市場動向を勘案
Shinichi Uchida [東京 2日 ロイター] - 東証は2日、ファイントゥデイホールディングスの新規上場の承認を取り消すと発表した。同社の申し出によるもので、ファイントゥデイHDは最近の株式市場の動向などを総合的に勘案して国内外での売り出し中止を決議したとしている。東証では12月17日にプライム市場に上場予定だった。 ファイントゥデイHDは資生堂の日用品事業を承継した企業で、2021年7月に創業。23年から持ち株会社として事業を始めた。「TSUBAKI」「UNO」などのブランドを展開している。