マン・U指揮官就任が迫るとされるアモリム監督だが…「決まったことはなにもない」
スポルティングCPのルベン・アモリム監督は、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官就任の噂に反応した。 昨季はプレミアリーグでのクラブワーストとなる8位で終え、今季も開幕9試合を終えて14位に沈むなど、苦しい戦いが続いているマンチェスター・U。するとウェストハムに敗れた(1-2)翌28日、エリック・テン・ハーグ監督の解任に踏み切った。今後はコーチのルート・ファン・ニステルローイ氏が指揮を執ることになるが、後任監督には大きな注目が集まっている。 そうした中、マンチェスター・Uのトップターゲットはルベン・アモリム監督であると複数メディアが一斉に報道。スポルティングCPで2度のリーグ制覇を達成した39歳指揮官の引き抜きへ向けて、すでに契約解除金1000万ユーロ(約17億円)を準備していると伝えられている。 そして、渦中の指揮官が関心について言及。アモリム監督は29日のカップ戦後(vsナシオナル:3-1)、「現時点で新しく言えることはなにもない。契約解除金を支払うことに前向きなクラブはあるが、私がコントロールできることではないよ」と話し、以下に続けた。 「私が1人で下す決断になるが、今はこの件について話をするための時間ではない。決まったことは何もない。混乱を招くようなことをしたくはない。明日、私のフォーカスは次の試合に向けてのトレーニングだ」 さらに、週末にオールド・トラッフォードのベンチに座るかと問われたアモリム監督は「私はここにいるだろう。(確信は?)私にはわからない(笑)。すべてのことを説明することになるし、とても明白になるだろう」と話していた。