【プリンスオブウェールズS】信頼回復へ…ディープインパクト産駒オーギュストロダン1番人気
英国王室が主催するロイヤルアスコット開催2日目(19日)の出走馬と枠順が17日、確定した。メインのプリンスオブウェールズS(G1、芝1990メートル、アスコット)は10頭立て。昨年の英愛ダービー、愛チャンピオンS、BCターフを制しているディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)は3番枠から主戦ライアン・ムーア騎手を背にスタートする。 前走タタソールズゴールドCでオーギュストロダンに3馬身差をつけ、G1初制覇を果たしたホワイトバーチは血液検査の結果が芳しくなかったことを理由に陣営が出走回避を決断。オーギュストロダンが大手ブックメーカー各社で単勝前売りオッズ2倍台の1番人気となっている。 オーギュストロダンのライバル候補はG1・6勝の牝馬インスパイラル、昨年の英チャンピオンS3着で、父父ハットトリックのオリゾンドレ、昨年の仏2冠牝馬でスミヨン騎手と初コンビを組むブルーローズセンなど。今年2戦はドバイシーマC、タタソールズゴールドCで期待を裏切っているオーギュストロダンだが、ここで信頼回復となるか、注目の一戦だ。