【レイズ1－7タイガース】＠コメリカ・パーク

9号先頭打者アーチを放ったタイガースのパーカー・メドーズ（MLB Advanced Media）

　日本時間9月26日、タイガースは本拠地コメリカ・パークでのレイズ3連戦の2戦目を迎え、7対1で快勝。4連勝で今季最多の貯金10とし、2014年以来10年ぶりのプレーオフ進出にに向けて、また一歩前進した。タイガース2番手のショーン・ガンサーは打者6人をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、3勝目（0敗）をマーク。レイズ先発のザック・リテルは5回途中7安打3失点で降板し、10敗目（8勝）を喫した。 【動画】有望株ジャクソン・ジョーブが試合を締めくくる 　初回にパーカー・メドーズの9号先頭打者アーチとウェンシール・ペレスのタイムリーで2点を先制したタイガースは、3回表にジュニア・カミネロの5号ソロで1点を返されたものの、3回裏にライリー・グリーンのタイムリーで1点を追加。6回裏にスペンサー・トーケルソンの10号2ランでリードを広げ、8回裏にはトーケルソンのタイムリー二塁打とディロン・ディングラーのタイムリーで2点を追加してダメ押しした。4連勝となったタイガースは、ロイヤルズと並ぶワイルドカード2位タイの座をキープしている。なお、タイガースの前田健太は登板機会がなかった。 　6点リードの9回表には、球界有数の投手プロスペクトの1人であるジャクソン・ジョーブがメジャーデビュー。一死からベン・ロートベットにヒットを許したものの、後続2人を抑え、1イニングを無失点に抑えた。ジャクソン・メリル（パドレス）、ジャクソン・チョーリオ（ブリュワーズ）、ジャクソン・ホリデイ（オリオールズ）に次ぐ「4人目のジャクソン」と言われることもあるジョーブだが、自慢の剛速球を武器に、プレーオフではタイガースの「秘密兵器」となるかもしれない。