〈2024春闘〉ダイハツ労組、不正問題でベア要求を見送り 一時金は過去最低の5.0カ月
ダイハツ労働組合(東添孝中央執行委員長、組合員数1万104人)は2月14日、2024年の春季労使交渉でベースアップ(ベア)を要求しないと発表した。ベア要求の見送りは13年以来となる。認証不正問題で先が見通せないことや、長期的に組合員の雇用を維持するためとする。 ダイハツの歴代会長・社長と主なできごと 一時金は組合員の生活給の一部として、年間5.0カ月分を要求する。過去最低の水準となる。 23年は定期昇給とベアを合わせた総額で1万1200円、一時金は年間5.5カ月分を要求し、満額回答だった。