最優秀賞に選ばれた河東田さんの作品「オラホの太陽」

　奥州市観光写真コンクール（市観光物産協会主催）の表彰式は28日、同市江刺の市役所江刺総合支所で行われ、最優秀賞に選ばれた河東田康昭さん（71）＝同市＝ら入賞した10人をたたえた。 　今回は県内外の37人から92点の応募があった。式では今月14日に行った審査結果が報告され、最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞2点、入選5点の入賞者に表彰状が贈られた。 　最優秀賞の河東田さんの作品は「オラホの太陽」。米大リーグの大谷翔平選手（花巻東高出）をモチーフにした田んぼアート（同市水沢）を写したもので、魚眼レンズを用いて顔出しパネルから大谷選手と青空、太陽の光を捉えた。河東田さんは2019年以来2回目の最優秀賞で「顔出しパネルがあったので面白い写真が撮れると思い、何度か足を運んだ。大谷選手の応援の意味を込めて撮影した。最優秀賞はうれしい」と話した。 　入賞作品は、4月上旬からみずさわ観光物産センター（Zプラザアテルイ）、えさし夢プラザ、胆沢まるごと案内所、衣川歴史ふれあい館で約1カ月、前沢ふれあいセンターで来月9～21日にそれぞれ展示される。