【トランポリン】「空中の魔術師」命名の西岡隆成がパリで悲願のメダルへ 日本勢3大会連続4位
「空中の魔術師」がパリで舞う。トランポリン男子でパリ五輪代表の西岡隆成(20=近大)が7日に都内で練習を公開。空中姿勢の修正能力の高さから、山本強化本部長が「空中の魔術師」と命名したと聞くと、「調子がいい時は、空中に上がってても、うまくコントロールができるような感覚がある」と照れながら喜んだ。 昨秋の世界選手権で銅メダルを獲得。パリでは3回宙返りを6回入れる世界最高難度レベルの構成に臨む。「金メダルを狙うんだったら、1か100かしかないと思う。だったら100出る方が勝負という意味ではすごいいいのかな」と攻めの姿勢をみせた。日本勢は過去3大会連続で4位で、男女ともにメダルには届いていない。「目標は金メダルだが、雰囲気を全力で楽しみたい」とも話し、舞台を見据えた。