石橋貴明がフジテレビに愛のムチ 22日放送「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」で週間視聴率ベスト10入り宣言
お笑いコンビ、とんねるずの石橋貴明(62)がこのほど、22日に放送されるフジテレビ系「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(後9・0)の取材会を行った。2004年に同局系「とんねるずのみなさんのおかげでした」内の企画で誕生して20周年を迎え、週間視聴率ベスト10入りを宣言。フジが視聴率争いで民放トップだった時代を知る者として、愛のムチで奮起を促した。 【写真6枚】フジテレビ系「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」に出演する山崎弘也、満島ひかり、石橋貴明、山下智久、柴田英嗣 貴さんから愛情たっぷりの叱咤(しった)激励だ。1980年代から数々の人気番組をともにした〝フジテレビっ子〟として、熱い魂を届けた。 「この数カ月、週間視聴率ベスト20にフジテレビの番組が入っていない。絶対に、この番組はベスト10に入れる。それがとんねるずの意地、スタッフの意地なんです」 フジは全日(午前6時~深夜0時)、ゴールデン(午後7~10時)、プライム(同7~11時)の年間平均視聴率で民放トップの三冠王を1982~93年と2004~10年に獲得。「オールナイトフジ」(1983~91年)や「―おかげでした」(97~2018年)などで、ど真ん中にいたからこそ、王座から遠ざかる現状に活を入れた。 「細かすぎて-」はマニアックな芸でプロ・アマ問わず多くの人気芸人を輩出し、18年から特番として独立。今回も71組130人以上の出場者が細かすぎる芸を見せた。 石橋は収録現場を訪れたフジの港浩一社長に「絶対に視聴率ベスト10に入れますから」と約束したと告白。そして腕を組む社長のモノマネで「『頼むぞ、貴明』って言われた」と明かした。 港社長は22年6月の就任時に「明るく楽しく元気なフジテレビのDNAを蘇らせる」と宣言。石橋も思いは同じだ。 熱く語った後に「ベスト10入りで来年からギャラを上げてくんねーかな…」とオチをつけると、アンタッチャブルの山崎弘也(48)が「貴さんのギャラが上がると、われわれは下がるから横ばいで!」と慌てて制止。最後は「不適切時代の代表、石橋貴明が『テレビとはこういうもんだ』と見せつけてやるから、ガタガタ言わずに見やがれ!」と叫んでアピールした。 ★11月には武道館公演
「細かすぎて-」は年末にも放送予定。その間の11月8、9日に、とんねるずは東京・日本武道館で29年ぶりの単独コンサートを開催するが、石橋は「まだギャラが決まっていないんで…」ととぼけてニヤリ。報道陣から、コンビとして33年ぶりのNHK紅白歌合戦出場を期待されると、「紅白はないでしょ。まずは12月の『細かすぎて』だね」と番組愛をあふれさせた。