バルサ、2人のドイツ代表戦士への関心継続か…F・デ・ヨング&アラウホは来夏売却の可能性
バルセロナが2人のドイツ代表戦士の動向を注視し続けているようだ。8日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。 今夏の移籍市場で推定総額6200万ユーロ(約98億円)を費やし、ライプツィヒから“ラ・マシア”出身のスペイン代表MFダニ・オルモを獲得したバルセロナ。前線の戦力拡充に成功した一方で、バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドからの関心が報じられ、今夏の退団も噂されていたウルグアイ代表DFロナルド・アラウホとオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングはスカッドに留まることとなった。 しかし、この両選手の現行契約は2026年6月末までで、今シーズン終了後には契約満了まで残り1年間となる。報道によると、バルセロナは2026年夏の移籍市場にてアラウホとF・デ・ヨングがフリーで退団することを恐れており、来夏の移籍市場での売却に踏み切る可能性があるという。クラブ側は両選手との契約延長の可能性も模索しているものの、現時点で合意の目処は立っていないようだ。 なお、アラウホとF・デ・ヨングの流出に備え、バルセロナはレヴァークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターと同MFジョシュア・キミッヒの動向を注視しているとのこと。両選手ともに所属クラブとの現行契約が2025年6月末で満了を迎え、フリーでの獲得も見込めることから、バルセロナは今夏の移籍市場終了後も関心を寄せ続けているようだ。 ターは現在28歳、キミッヒは現在29歳と若くはないが、バルセロナ幹部はベテラン選手の経験値が現在のチームに良い影響をもたらし得ると考えている模様。アラウホとF・デ・ヨングの退団が現実的となれば、契約締結に向けた具体的な動きを見せる可能性があると報じられている。 今夏の移籍市場でもターとキミッヒに関心を寄せていたバルセロナ。果たして来夏に獲得に乗り出すのだろうか。アラウホとF・デ・ヨングの去就を含め、動向に注目が集まる。
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