【速報】スズキ新型「GSX-8R」EICMAで世界初公開!800ccツインのフルカウルスポーツ【ミラノショー2023】
スズキは11月7日(火)からイタリア・ミラノで開催されている「EICMA2023(ミラノショー2023)」で、2車種の新型モデルを世界初公開した。フルカウルスポーツの「GSX-8R」と、クロスオーバーモデル「GSX-S1000GX」だ! 今回は「GSX-8R」をフューチャーする。 【画像】スズキ新型「GSX-8S」EICMAで世界初公開!800ccツインのフルカウルスポーツ (19枚)
GSX-8Sがセパハン&フルカウル化!
2022年に登場した、776ccの並列2気筒エンジンを搭載するネイキッドスポーツ「GSX-8S」。量産車で初めてクロスバランサーを採用したエンジンは最高出力80PS/8500 rpmを発揮し、コンパクトで細身のスタイリングはGSX-S1000を踏襲しつつ、アップライトな独特のシルエットが特徴的だ。国内でも2023年春から導入されている。 今回発表された新モデル「GSX-8R」は、このGSX-8Sをベースとしたロードスポーツだ。縦置き2灯のLEDヘッドライトは8Sから踏襲しているが、流線形のフルカウルを新たに装備。さらにセパレートハンドルを備え、よりスポーツ走行に最適化されたデザインとなっている! また歴代のスズキのヘリテイジモデルのイメージを落とし込み、エンジンやシートレールを大きく露出したものとなった。 性能面はエンジンパワーこそ未発表だが、各種数値や装備は公開された。車体サイズはGSX-8Sとほぼ変わらずシート高は810mm。ホイールベースも同じ1465mmとなっている。車体重量は205kgで、こちらは3.0kg増加している。タイヤサイズはフロント120/70ZR17M/C、リア180/55ZR17M/Cとなっている。 装備面ではサスペンションにSHOWA製SFF-BP、メーターは5インチカラーTFTマルチインフォメーションディスプレイを採用しており、電子制御にはS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を備え、3モードのドライブモードセレクト、トラクションコントロール、電子制御スロットル、双方向クイックシフター、イージースタートシステム、ローRPMアシストなどを完備した。 気になる発売時期は2024年1月から欧州・北米を中心に、全世界で順次販売を予定となっている。国内導入日程、価格等はいずれも不明ながら、楽しみに続報を待ちたい新モデルだ。
GSX-8R(海外)主要諸元
・全長×全幅×全高:2155×770×1135mm ・ホイールベース:1465mm ・シート高:810mm ・車重:205kg ・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ【776cc】 ・最高出力:未発表 ・最大トルク:未発表 ・燃料タンク容量:14.0L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17M/C、R=180/55ZR17M/C チューブレス
Webikeプラス編集部