ロックバンド「キッス」の伝記映画 マックGが監督
米ロックバンド「キッス」の伝記映画「Shout It Out Loud(原題)」の監督として、「ターミネーター4」「チャーリーズ・エンジェル」のマックGが最終交渉に入っていることがわかった。米Deadlineによれば、STXエンターテインメントが製作する。 「Shout It Out Loud(原題)」は、1973年にニューヨークで結成された白塗りの化粧と奇抜な衣装で知られるキッスを題材にした伝記映画。21年にNetflixが製作を試み、「マレフィセント2」「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のヨアヒム・ローニングが監督することになったが、実現しなかった。 3年前の企画では、オリジナルメンバーであるポール・スタンレーとジーン・シモンズの友情を軸に、バンドを結成し独自のスタイルを築き上げていくさまを描くストーリーとなるといわれていたが、現段階のプロットは明かされていない。ちなみに、最新の脚本は「ジェミニマン」「シャザム!」のダーレン・レムケが執筆している。 マックGは監督することが正式に決まれば、プロデュースも手がけるという。マックGは現在、作家ジョッコ・ウィリンクのベストセラー小説をクリス・プラット主演で映画化する米アップル&スカイダンスの新作「Way of the Warrior Kid(原題)」を撮影中。同作が完成次第、キッス伝記映画に取りかかると見られており、2025年第2四半期(4~6月)にクランクインが予定されている。