田口容疑者と小嶺容疑者“破滅の恋”の被害は甚大
番組は放送見送り、ツアーは開催中止に 被害は甚大
そして、こうした事件が起きると、いち早く影響を受けるのが出演番組や出演興行だ。6月1日に「田口淳之介の電波工作~電フェス!!~」の放送を予定していたABCラジオ(大阪市)は公式ツイッターなどで放送の見送りを発表。同番組は今年1月から3月にかけて、「田口淳之介の電波工作」として毎週日曜の夕方に放送されていた冠番組の特番で、楽しみにしていたファンも多い。番組の公式ツイッターには「お知らせありがとうございます。ご迷惑をおかけしました」「素晴らしい番組、楽曲、歌い手の方々そして関わって頂いた全ての方々にはご迷惑をおかけして申し訳ございません」など、スタッフの労をねぎらい、田口容疑者に成り代わって謝罪するファンのコメントも寄せられている。 また、昨年スタートしたCS・アクトオンTVの「田口淳之介のGO OUTホリデー!」が放送中止、すでに公式サイトやインスタグラムが削除されている。アーティスト、俳優、モデルなど多芸多才な田口容疑者が、仲間と過ごす楽しい休日をテーマに、本気でチャレンジしたいことをその道のプロを講師に招き紹介していくシリーズ企画だった。他にもデジタル写真集の販売中止など、影響は深刻だ。 さらに、すでにチケットの一般発売がスタートしていた「ライブツアー2019『COSMOS CITY』」も開催は困難。7月5日のHEAVEN’S ROCKさいたま新都心 (埼玉県)を皮切りに、北海道、大阪、静岡、新潟、長野、福岡、熊本、愛知、愛媛、高知、宮城、広島、東京と、全国をめぐる大規模なツアーだっただけに損害は甚大で、各地での開催を楽しみにしていたファンのショックも計り知れない。 ネット上には、「いい加減に悪いことで『KAT-TUN』の名前を出させるようなことするな!!三人頑張ってるのに!!」と、現在もKAT-TUNとして活動を続けているメンバーたちを慮る声も目立つ。 (文・志和浩司)