『九龍ジェネリックロマンス』吉岡里帆×水上恒司で映画化、杉田智和×白石晴香でアニメ化決定
眉月じゅん原作の『九龍ジェネリックロマンス』が2025年にTVアニメ&実写映画化されることが決定した。 【写真】鯨井令子役を演じる吉岡里帆のビジュアル 原作は『恋は雨上がりのように』の眉月じゅんによる『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載されている漫画で、累計発行部数100万部超えのミステリー・ラブロマンスだ。 ノスタルジー溢れる街・九龍の不動産屋で働く鯨井令子は、職場の先輩・工藤発に淡い恋心を抱いていた。ふと見つけた一枚の写真から、工藤には過去に自分と瓜二つの婚約者がいたことを知る。失くした記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な秘密……過去・現在・未来が交錯する中、恋が秘密を解き明かす。 TVアニメでは、鯨井令子を『ゴールデンカムイ』アシリパ役、『姫様“拷問”の時間です』姫役で知られる声優・白石晴香、工藤発を『銀魂』坂田銀時役、『鬼滅の刃』悲鳴嶼行冥役、『ゴールデンカムイ』二階堂浩平/洋平役で知られる杉田智和がそれぞれ務める。 実写映画では、鯨井令子を『ハケンアニメ!』で第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞、『Gメン』『怪物の木こり』などに出演し、2024年には『まる』『正体』に出演する吉岡里帆、そして工藤発を『死刑に至る病』、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』に出演し第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞、2024年には『八犬伝』『本心』に出演する水上恒司がそれぞれ演じる。2人は本作で初共演となり、W主演を務める。 公開されたWメディア化超特報映像では、TVアニメのキャラクターと実写映画のキャラクターがシンクロ。TVアニメも実写映画も原作のキャラクターと世界観を再現している。 あわせて公開されたキャラクタービジュアルは、令子の頬に手を添える工藤が対になる構図となっている。 原作の眉月のほか、白石、杉田、吉岡、水上からはコメントも到着した。 ■眉月じゅん(原作)コメント 祝! アニメ&実写ダブルメディア化!! アニメも実写もとても人に恵まれていると感じています。嬉しいことに演者さん、スタッフさんに元々原作を好いてくださっている方が多く、ここぞとばかりに己の引きの良さを発揮した気がします。本当にありがたいです。 どちらの現場の見学もさせていただいたのですが、胸が熱くなることが沢山ありました。 この熱い想いが皆さんに届く日が待ち遠しいです。お楽しみに! ■コメント(TVアニメ) ・白石晴香(鯨井令子役) アニメ『九龍ジェネリックロマンス』で、鯨井令子役を務めさせていただきます。白石晴香です。 オーディションのお話をいただく前から読んでいた作品で、いつかアニメでも見たいな...できる事なら携われたらいいなぁ……と勝手に妄想していたので、オーディションに受かったというご連絡をいただいた時は本当に驚きましたし、とにかく嬉しかったです!! 令子として全力で九龍に生きたいと思います。 ・杉田智和(工藤発役) 何も構えなくていい。 夢を見てる時くらい余計な力はいらないんだ。 そうだろう? ……あ、小皺みっけ。 ■コメント(実写映画) ・吉岡里帆(鯨井令子役) 今作は自分が存在するのか存在しないのか、分からなくなりながらも確かに人を愛し続けたピュアで切ないミステリー・ラブロマンスです。主人公の令子は不確かな存在ですが、一人の生きている人間として実在することを信じてその場で生まれる本当の感情を大切にしながら撮影に挑みました。悩みながらの撮影でしたが、令子が自分らしさを見つけていく過程が現実世界ともリンクし集中しながら感情移入する事が出来ました。スタッフの皆様の丁寧な仕事に何度も救われました。共演者の皆様とも沢山の話し合いを重ねられたことに感謝しています。 見たことのない映像を収めるべくチーム皆の力が集結したと思います。ぜひ公開をお楽しみに。 ・水上恒司(工藤発役) 工藤発を生きた時間は私にとって財産となり、その過ごした時間は、 今後の私の人生において大きな出来事となると、今、感じています。 公開までもうしばしお待ちください。
リアルサウンド編集部