鹿児島市で5年ぶりプロ野球ナイター開催、1万8000人がプレーに酔いしれる 鹿児島市
プロ野球セ・リーグ公式戦のヤクルト-巨人戦が9日夜、鹿児島市の平和リース球場であった。ナイター開催は2019年以来5年ぶり。天候にも恵まれ、観客約1万8000人が高レベルのプレーに歓喜し、応援に声をからした。 【写真】プロ野球公式戦・ヤクルト-巨人戦のナイターに多くのファンが詰めかけた=9日午後7時20分、鹿児島市の平和リース球場
ヤクルトファン歴40年超の同市田上5丁目、外薗修二さん(55)は、巨人ファンである勤務先の社長と一塁側スタンドで“呉越同舟”。「お酒を飲みながら見られるナイターはいい。社長とは仲が良いけど今日だけは敵」と笑った。 いちき串木野市の高校3年船蔵あこさん(17)は、お目当てのヤクルト武岡龍世選手が2回裏に先制の適時打を放ち、大喜び。「たくさん撮った武岡君の写真を後で眺めます」と目を細めた。 試合は岡本和真選手の本塁打などで巨人が3-1で勝利を収めた。鹿児島市向陽1丁目、小学校6年内山豪さん(11)は「試合を見るため宿題を早く済ませた。大好きな岡本選手の特大ホームランは迫力があった」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島