のりピー「少しでも前向いて」 金沢駅西で能登チャリティー 大鳴戸親方が企画
能登半島地震の義援金を募るチャリティーイベント(北國新聞社後援)が28日、金沢駅西口広場で開催され、俳優で歌手の酒井法子さんのステージ、オークションなど多彩な催しが繰り広げられた。着物姿で登場した酒井さんは大雨被害にも触れ、「能登ばっかりとやりきれない思い。少しでも前を向いてほしい」と話し、ヒット曲「碧いうさぎ」などを披露した。 イベントは大相撲の大鳴戸親方(金沢市出身、元大関出島)が企画した。オークションでは、酒井さんが実際に着用したステージ衣装、松井秀喜さんのサイン入りバッティンググローブ、大の里の反物など約100点が次々に落札された。 オークションで扱う品を集めたり、知人を介して酒井さんに出演を依頼したりとイベント開催に奔走した大鳴戸親方は「能登の人に少しでも早く普通の生活に戻ってほしい。たくさんの人が協力してくれて感謝したい」と話した。