『モンスター』趣里×ジェシー×古田新太クランクアップ 「気づいたら終わったなという感じ」
カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『モンスター』の全撮影が終了し、趣里、ジェシー(SixTONES)、古田新太の3人が揃ってクランクアップを迎えた。 【写真】趣里、ジェシー、古田新太のクランクアップの様子(複数あり) 趣里にとってGP帯連ドラ初主演となる本作は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガルエンターテインメント。 4カ月間にわたり座長として現場を引っ張ってきた主演の趣里は、「気づいたら終わったなという感じです」と撮影を振り返り、「このお仕事って、“自分との闘い”という部分もあって、孤独だなって感じることもあるのですが、この現場に来ると、みんな優しくて、温かくて…。すごく居心地のいい現場で、そのままで居させていただきました」と、リーガルドラマならではの膨大かつ難解な専門用語を抱えながらも、現場では終始リラックスしながら撮影に臨んでいたことを明かした。一方で、そのセリフの量と長さに驚き、「クランクインする前日まで降りようかな…と思ってたくらい」と冗談めいたカミングアウトで現場を笑わせたのは、趣里演じる亮子に振り回されながらも、いつしかバディとして亮子の良き理解者になった杉浦義弘役のジェシー。「家では完璧だったのに、初日の撮影では、ほぼ助監督さんに横からセリフを言われながらで…」と撮影初日を思い返して笑いを誘うも、最後は「趣里さんが座長で本当によかったです。たくさん助けられました」と、約4カ月間苦楽をともにした趣里と労をねぎらった。 そして、スタッフの「オールアップです!」の掛け声にすぐさま反応し、感動の涙をぬぐう芝居で現場を盛り上げたのは、趣里演じる神波亮子の父親で、ときに亮子の前に立ちはだかる最強弁護士・粒来春明を演じた古田新太。監督から花束を渡されると再び、こみ上げる感情を抑えきれないといった表情を見せ、そんなサービス精神旺盛なベテラン俳優の姿にスタッフからは笑いが巻き起こり、SNSで「本当の親子に見える」と評されるほど似たもの親子を見事に演じた趣里からも思わず笑顔が。ジェシーも「ティッシュあります?ティッシュ!」とスタッフに声をかける仕草を見せて盛り上げた。さらに、クランクアップのコメントを求められた古田は「本当にいいスタッフ、キャストに恵まれて…(涙)」と続け、最後は茶目っ気たっぷりに「これからも!一歩一歩、上達を目指して頑張っていきたいと思いま~す!(笑) ありがとうございました!」とコメント。さらに、すでにクランクアップしていた宇野、音月、中川が駆けつけるサプライズもあり、現場は笑顔あふれる和やかな空気で幕を閉じた。 【コメント】 ●趣里 ありがとうございました! 気づいたら終わったなという感じです。このお仕事って、“自分との闘い”という部分もあって、孤独だなって感じることもあるのですが、この現場に来ると、みんな優しくて、温かくて…。すごく居心地のいい現場で、そのままで居させていただきました。みなさん一人一人に感謝しています。各部署大変だったと思いますが、みなさんとアップの日を迎えることができてよかったです。またみんなで会えることを楽しみにしています。これからもみなさん、仲良くしてください! ありがとうございました! ●ジェシー(SixTONES) 8月から始まった撮影ですが、長セリフが多く、クランクインする前日まで降りようかな…と思ってたくらいでした(笑)。『今回、弁護士役だけど、そんな難しくないよ。振り回される感じだから大丈夫だよ』と言われていたのに、初っ端からセリフが長くて…。ずっと長セリフの練習をしていました。家では完璧だったのに、初日の撮影では、ほぼ助監督さんに横からセリフを言われながらで…。でも、なんとか乗り越えて、今日を迎えることができました。優しい皆さんに包まれながらお芝居できて楽しかったです。そして、なんといってもホントに素晴らしい趣里さん。趣里さんが座長で本当によかったです。たくさん助けられました。改めて、みなさんお疲れ様でした! ありがとうございました! ●古田新太 本当に良いスタッフ、キャストに恵まれて…(涙)これからも! 一歩一歩、上達を目指して頑張っていきたいと思いま~す!(笑)ありがとうございました!
リアルサウンド編集部