開園100周年記念 京都府立植物園に世界のどんぐり新エリア
ことし開園100周年を迎えた京都市左京区の京都府立植物園に、世界のどんぐりの木を集めた新エリアが誕生しました。 京都府立植物園に新しく誕生したのは、『どんぐりの森「Dongreen Lab」』です。新エリアには、国内と海外の合わせておよそ20種類のどんぐりの木が集まっていて、中央には、すべり台やつり橋などが備わった高さおよそ5.5メートルのタワー型の遊具が設置されています。タワーは、遊具や教材を扱う福井県の会社「ジャクエツ」が企業版ふるさと納税で京都府に寄付したもので、どんぐりの実りを間近で観察できるような設計となっています。オープニングセレモニーでは、西脇知事が「子どもたちには、どんぐりを間近で観察して、楽しみながら学んでほしい。これからも府民に愛される植物園づくりをしていきます」と挨拶し、関係者らと完成を祝いました。27日は近くの幼稚園や保育園の園児らが招待され、さっそく遊具で遊んだり、どんぐりを拾ったりして楽しんでいました。