トキワ荘通りお休み処の来館者数が1万人を突破 /東京
手塚治虫、藤子不二雄(A)、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、有名マンガ家が下積み時代を過ごしたアパートとして知られるトキワ荘(東京都豊島区)のエリア散策拠点「トキワ荘通りお休み処」の来館者数が、5月22日で1万人を突破した。 区によると、1万人目の来館者は、近所の望月恒志(こうし)ちゃん(3か月)。母親の祥子さん(32)と祖父母の4人で午後1時に来館した。セレモニーで、トキワ荘ゆかりのマンガ家キャラクターグッズなどが贈られた。祥子さんは、この一帯は妊婦の時のお散歩コースで、この日は両親が静岡から孫を見に上京していたので、一緒に来館したという。 トキワ荘は1982年に取り壊され現存しない。この地を訪れる根強いファンも少なくなかったことから、拠点施設として昨年12月15日にお休み処がオープンした。1階部分にはトキワ荘関連グッズの販売や休憩スペースがあり、2階には「トキワ荘の部屋」が再現されている。 地図URL:http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=35.7233395&lon=139.6889152&z=16