アドベンチャーワールド、マイクラで夢の動物園を創る高校生向けプログラムを和歌山で実施
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)を運営する株式会社アワーズは、マインクラフトを活用したエデュテイメントプログラム「Minecraft 夢の動物園を創ろう」を、2024年10月24日より開始した。対象は、和歌山県立粉河高等学校と和歌山県立星林高等学校で、ともにeスポーツ部に所属する生徒が参加している。 【画像】10月24日に和歌山県立粉河高等学校で開催したオリエンテ―ションの様子 同プログラムは、和歌山県デジタル社会推進課と南海電鉄株式会社の共同実施によるもの。STEAM教育を推進するため、マインクラフトを活用した教材を数多く開発しているNASEF JAPAN(ナセフ ジャパン/特定非営利活動法人国際教育eスポーツ連盟ネットワーク 日本本部)と協働してカリキュラムを設計した。 高校生は、マインクラフトを通じて「動物にとっての理想の環境」や「本能を引き出す工夫」について学びながら、自分たちの“夢の動物園”を創造していく。マイクラの中だからこそ可能な、リアルでは難しいアイデアも存分に取り入れ、動物たちがのびのびと過ごせる未来を想像して自由にデザインする。 また、株式会社アワーズが運営するeスポーツチーム「WIP|和歌山インダミタブルパンダ」の選手たちも授業に参加する。参加者は、プロ選手から直接学べる機会を通じて、戦略やチームワークの重要性を身近に感じながら、eスポーツの世界の奥深さに触れることができる。 「Minecraft 夢の動物園を創ろう」の実施スケジュールは、以下の通り。 和歌山県では、デジタルを活用した地方創生や地域の課題解決・魅力向上に関心のある企業と積極的に連携し、DX政策に取り組んできた。若者たちが「やりたいことを表現し、大いに楽しみ、交流し合える」ようにすることで、新しい若者文化を定着させ、交流やイベントを通じて地域の活性化につなげるため、eスポーツを推進している。
こどもとIT,本多 恵