冷めてしまったお風呂、「追い炊き」と「溜めなおし」ではどちらが節約になる?
お風呂でできる節約方法は?
お金を少しでも節約するには、お風呂が沸いたらすぐに入浴する以外にもシャワーの使用時間を短くする方法があります。 経済産業省資源エネルギー庁によると、45度のシャワーを1分短く使用するだけで、年間約3210円の節約が可能です。仮に10分短縮したとすると、年間3万2100円の節約になります。 また、お風呂のふたをこまめに閉めておくと、温度の低下を防いで追いだきの際のガス代をより軽減できます。 例えば、先述したガス代を求める条件でお湯が30度の状態で追いだきをすると「(40度-30度)×200リットル÷(2万4000キロカロリー×75%)×715円」となり、ガス代は約79円です。17度で追いだきした場合と比べると、1回につき104円安くなります。 結果からも、なるべく保温をしたほうが追いだきをしたときのお金を節約できることが分かります。
追いだきのほうがお湯のためなおしより節約になる可能性がある
今回の検証により、もしお風呂のお湯が冷めてしまったときは、お湯をためなおすよりも追いだきのほうが少し安くすむことが分かりました。少しでも安くしたいのであれば、追いだきを活用するとよいでしょう。 ただ、できるならお風呂が沸いてすぐに入ったほうがよりガス代を安くおさえられます。 さらに、シャワーの使用時間を短くしたりお風呂のふたをなるべく閉めたりすると、より多くの節約が可能となるでしょう。 出典 東京都水道局 水源・水質 水道水の水温 東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方 経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 風呂・トイレ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部