進次郎氏は「一夜漬けの学生」みたい 公開討論会で「珍回答」を連発で「総裁としての資質を欠く」 識者が断言
「あれには衝撃を受けました」
「知的レベルの低さで恥をかくのではないか」。小泉進次郎元環境相(43)が9月6日に行った自民党総裁選出馬会見の場で飛び出したフリージャーナリストによるこの質問は、あまりに失礼ではないかとして“炎上”した。確かに失礼なのは間違いない。だが、「失礼であること」と「的を射ていること」とは、また別の話で……。 【写真】「わぁ、こんなにきれいな人がこの世にいるのか!」 対抗馬・石破氏は慶大時代、妻・佳子さんにひとめぼれしたという ***
「あれには衝撃を受けました」 と、ある政治部デスクが振り返るのは、14日に東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた総裁選候補者たちによる公開討論会での小泉氏の発言だ。上川陽子外相から、 「来年のカナダのG7で総理としてどのようなメッセージを発信するのか」 と聞かれ、 「カナダの首相はトルドー首相です。トルドー首相は就任した年は43歳です。私は今、43歳です。この43歳総理就任というトップ同士が胸襟を開き(中略)総理就任同い年のトルドー首相と共にG7の連携がさらに深まる、そんなサミットにしていくことをお約束します」 トルドー首相と首相就任時の年齢が同じ、という話をなぜか繰り返したのだ。
「一夜漬けでテストに臨む学生のよう」
「そもそもトルドーさんは就任時が43歳なだけで現在は52歳。本来ならウクライナやアメリカの話題に触れるべき場面ですが、開催国の首相と就任時年齢が同じ、という話しかできなかったのには驚かされます」(政治部デスク) 中国を訪問したことがあるか、と聞かれた際の答えも興味深いものだった。 「台湾は多くありますね。(中略)私は台湾には行ったことがあります、中国にはありません」 ある政治部記者は、 「普通は日中関係についての自説を披露するところですが、“父親が首相を務めていてリスクがあるので中国には行かなかった”と話す一方、なぜか台湾には行ったことがあると繰り返していたのは、奇妙というほかありませんでした」 と、こう語る。 「討論会などでの進次郎氏を見ていると、自分が答えられる話しかしない、という印象です。自分の子育てなど、語れる領域に引き込んでからでないと話せない。まるで一夜漬けでテストに臨む学生のようです」