進次郎氏は「一夜漬けの学生」みたい 公開討論会で「珍回答」を連発で「総裁としての資質を欠く」 識者が断言
「中心的論点で話す知識がない」
それ故、北朝鮮に関しても次のような答弁になるのだろう。 「私が総理になったら同世代同士のトップになるから、父親同士が会ってますから。(中略)同世代同士新たな対話の機会を模索したい」 京都大学大学院教授で元内閣官房参与の藤井聡氏が言う。 「外交には中心的論点と周辺的論点があります。どういう外交カードや利害関係があるのか、というのが中心的論点。相手と同世代とか父親同士が会っている、というのは周辺的論点です。中心的なことではなく周辺的なものばかり語っているのは、総理総裁としての資質を欠く発言です。中心的論点で話す知識がないからそうなるのでしょう」 出馬会見におけるフリージャーナリストの質問の「価値」が、改めて注目を集めることになりそうだ。 9月19日発売の「週刊新潮」では、答弁能力などの小泉氏の「弱点」を含め、石破茂、加藤勝信、林芳正、各候補の「妻たちの戦い」など、自民党総裁選について7ページにわたって特集する。 「週刊新潮」2024年9月26日号 掲載
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