ギャラガーはチェルシー残留or移籍? アトレティコ・マドリードが去就騒がれる生え抜きの獲得に自信か
トッテナムも興味を示しているが
アトレティコ・マドリードはチェルシーでプレイするイングランド代表MFコナー・ギャラガーの獲得に自信を持っているようだ。英『TEAMTALK』が伝えている。 エンツォ・マレスカ新監督を迎えたチェルシーは今夏すでにトシン・アダラビオヨ、マルク・ギウ、キアナン・デューズバリー・ホールといった選手たちを獲得しており、今夏も積極的な補強を見せている。その一方で人員整理も行わなくてはならず、今夏の去就が注目されているのがギャラガーだ。 チェルシーのアカデミー出身のギャラガーは昨シーズン公式戦50試合に出場し、7ゴール9アシストをマーク。チェルシーに欠かせない存在であることは明らかだが、契約が残り1年となった同選手の去就は未だ不透明で、退団の可能性もあると考えられている。トッテナムなど複数クラブがギャラガーの獲得に興味を持っているが、同メディアによると現在有力なのがアトレティコだという。 アトレティコでもプレイ経験のあるキーラン・トリッピアーがイングランド代表でチームメイトのギャラガーにアトレティコ移籍を薦めているという報道もある中、アトレティコはすでに交渉を開始している。スペイン『as』によると、アトレティコは2000万ユーロ(約33億円)の最初のオファーを出したようだが、チェルシーは4000万ユーロ(約66億円)を要求しているという。 アトレティコとチェルシーの間には2倍もの金額のズレがあるが、同メディアはまだ24歳のギャラガーを獲得できれば、長くチームで活躍するだろうと綴り、覚悟を決める時だと伝えている。またアストン・ヴィラが興味を示すジョアン・フェリックスを売却できれば、その資金も使って大型補強に着手できるだろうと主張している。 ミケル・メリーノとギャラガーを今夏の中盤のターゲットに挙げているアトレティコは冬の移籍市場から退団の噂が絶えないギャラガーを獲得できるのか。今後の動きから目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部