【バレー】V3男子はフラーゴラッド鹿児島が優勝、MVP長友優磨「今日勝つために1年間やってきた」。準優勝・長野GaRonsも明るく元気なバレーで大健闘
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)はさわやかアリーナ(静岡県)にてファイナルを開催した。 レギュラーラウンド首位のフラーゴラッド鹿児島と3位の長野GaRonsが対戦し、3-0でF鹿児島が勝利。F鹿児島はリーグ参戦初年度で優勝を果たした。 F鹿児島はファイナルを前に監督の島田桃大氏、エグゼクティブディレクターの中田久美氏が退任する波乱もあったが、それを感じさせない躍動感のあるバレーで優勝を掴み取った。 この試合のVOM、そしてシーズンMVPに輝いた長友優磨選手は試合後の会場インタビューで 「今日勝つために1年間やってきた。全員バレーで最後しっかり勝ち切れてよかった。皆さんの応援が力になった。最高です! 」 とファンに向けて感謝の言葉を述べた。 長友優磨選手は長くFC東京(現東京グレードベアーズ)の主力としてプレーしてきた選手。故郷の九州に帰っての再スタートは長友選手にとっても大きな挑戦だったに違いない。 その決断が見事に結実したシーズンになった。 準優勝の長野GaRonsも明るく元気なバレーで大健闘。 双方のファンが全力で声援を送る、これぞバレーボールという熱気と愛に溢れたファイナルとなった。
個人賞は、以下。 最高殊勲選手賞 長友優磨(F鹿児島) 敢闘賞 難波宏治(長野GR) 最優秀新人賞 山本悠平(F鹿児島) 得点王 長友優磨(F鹿児島) スパイク賞 山本帯刀(大同特殊鋼) ブロック賞 岡本伊武己(奈良) サーブ賞 長友優磨(F鹿児島) サーブレシーブ賞 高橋和希(奈良) フェアプレー賞 中條立樹(長野GR) 個人賞のプレゼンテーターをVリーグ理事大林素子氏が務めたが、敢闘賞の長野GRリベロ・難波宏治がトロフィー授与前に思わずジャンプするなど、V3ならではの温かな光景も見受けられた。 試合後には2チームが揃って記念撮影。互いの健闘を讃え合った。