デイヴ・グロールの娘ヴァイオレット、デビューALを準備中との報道
ロック界の大御所デイヴ・グロールの愛娘、ヴァイオレット・グロールがデビュー・アルバムを準備していると報じられている。 米ザ・ハリウッド・リポーターによると、ヴァイオレットは父親から誕生日にプレゼントされたスタジオ・スペースで新曲の制作に取り組んでいる。デイヴと共演した経験があり、ソロ・アーティストとしても音楽を発表しているヴァイオレットは、音楽制作プロセスと“アーティストとして成長すること”に対して“非常に熱心”であると、匿名の情報筋が語っている。 現在、彼女はスタジオでプロデューサーのジャスティン・レイゼンと共同作業を行っている。彼はチャーリーXCX、ドレイク、ジョン・レジェンドなど、さまざまなアーティストと仕事をしてきた。また最近では、【グラミー賞】にノミネートされたアルバム『ザ・コレクティブ』でキム・ゴードンとも仕事をしている。 ヴァイオレットは12歳だった2018年にミュージシャンとして初めて表舞台に登場し、父親とともにアデルの「When We Were Young」のカバーを披露した。それ以来、彼女は父親やニルヴァーナの他の生存メンバーとともに「Heart-Shaped Box」のカバーに参加し、さらにセイント・ヴィンセントやベックなどのバック・ボーカルも務めている。 また、彼女はフー・ファイターズのアルバム『メディシン・アット・ミッドナイト』と『バット・ヒア・ウィー・アー』に収録された楽曲でバック・ボーカルを務め、故テイラー・ホーキンスへのトリビュート・コンサートにも出演した。2021年にはデビュー・シングルとしてXの「Nausea」をカバーし、再び父親とコラボした。 ある関係者は彼女の最近の楽曲について米ザ・ハリウッド・リポーターに対し、「彼女は正真正銘のトーチ・シンガーだ。彼女のボーカルは素晴らしい。とても才能がある」とコメントした。現在、ヴァイオレットのデビュー・アルバムに関する公式情報は明かされておらず、「Nausea」のシングル同様フー・ファイターズのレーベルであるRCAレコード傘下のロズウェル・レコードからリリースされるかも不明だ。 デイヴ・グロールと彼の家族は、彼が9月に婚外で娘の父親になったことを公表して以来、公の場から比較的姿を消している。彼は当時SNSに、「彼女にとって愛情深く、支えとなる親になるつもりです」と書き、「妻と子どもたちを愛しています。彼女たちの信頼を取り戻し、許しを得るために全力を尽くしています。私たちが共に前進するために、関係するすべての子どもたちへの配慮に感謝します」と綴っていた。