DC版『ソウルキャリバー』発売25周年。迫力の剣戟アクションが魅力の格闘ゲームで、再現度の高い“キャラクリ”もたびたび話題に【今日は何の日?】
※本記事は、2022年8月5日にアップした記事を再編集したものです。 多種多様な武器を手に激闘をくり広げる緊張感ある真剣勝負に世界中のファンも多いシリーズ作 【記事の画像(4枚)を見る】 1999年(平成11年)8月5日は、ドリームキャスト版の『ソウルキャリバー』が発売された日。本日で発売から25周年の節目を迎えた。 『ソウルキャリバー』は、ナムコ(当時)から発売された対戦格闘アクションゲーム。1996年にリリースした『ソウルエッジ』の続編に当たる作品で、1998年にアーケード版が登場し、翌年1999年にドリームキャストへと移植された。以降は、本作品のタイトルでナンバリングタイトルが開発されており、最新作は2018年10月登場の『ソウルキャリバーVI』。ファンのあいだでは『ソウルエッジ』も含めて“ソウルシリーズ”と呼ばれている。 シリーズ最大の特徴は、登場キャラクターたちが日本刀、長剣、大剣、棍、ジャマダハルなど、多種多様な武器を手に激闘をくり広げる点。剣戟によるアクションは、拳どうしのぶつかり合いとは一味違う迫力があり、読み合いが重要なバトルシステムと相まって本作独特のおもしろさを作り上げている。画面の奥や手前に自由に移動も可能で、バトルフィールドをフルに活用して戦えるのもユニークなポイントだ。緊張感ある真剣勝負は日本のみならず海外の格闘ゲーマーも魅了。現在もなお、世界中にファンを持つシリーズとなっている。 『ソウルキャリバーII』からの話になるが、他作品とのコラボレーションを積極的に行うのもシリーズのお楽しみとなっていて、最新作の『VI』までに多数のゲストキャラクターが登場している。『鉄拳』の三島平八、『ゼルダの伝説』のリンク、アメコミ『SPAWN』のスポーンから始まり、『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトス、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダー、ヨーダ、アプレンティス、『テイルズ オブ シンフォニア』のロイド、『アサシンクリード』のエツィオ・アウディトーレ、『ウィッチャー』のゲラルト、『NieR:Automata』の2B、『サムライスピリッツ』の覇王丸といったキャラクターが出演。もちろん、それぞれの武器で戦ってくれる。初期はハード別にゲストキャラクターが異なっていたため、どのバージョンを買うかで悩んでしまったファンもいたのではないだろうか。 2B 覇王丸 『ソウルキャリバーIII』からはキャラクタークリエーション、いわゆるエディットが可能になった。パーツの種類が豊富過ぎてもはや格闘ゲームの範疇を超えているのに、シリーズを重ねるたびにさらにパワーアップ。アニメやマンガの登場人物に似せて作られたキャラクターのあまりの再現度の高さにネットなどでもたびたび話題となっているので、知っている人も多いことだろう。こちらもシリーズの恒例となっていて、エディットに異様なほどの情熱を注いでしまうファンも多い。エディットキャラでネット対戦可能なので、ネタキャラを持ち寄ったユーザー大会も非常に盛り上がる。 なお、初代『ソウルキャリバー』は長いあいだドリームキャスト版しか存在しなかったが、2008年にXbox 360版がダウンロード専用タイトルとして登場。2012年にiOS版、2013年にAndroid版も配信され、本家よりも美しいグラフィックが話題となった。