和泊町の介護老人保健施設が県から補助金260万円を不正受給 鹿児島県
鹿児島放送
和泊町の介護老人保健施設が県から260万円の補助金を不正に受け取っていたことが分かり、県は補助金を全額返還するよう命じました。 補助金の返還命令を受けたのは和泊町の介護老人保健施設を運営する医療法人慈心会です。 県によりますと施設は2021年3月、介護記録などを管理するソフトを導入するため県の補助金を申請し、260万円を受け取りましたが、実際にソフトは導入しておらず、虚偽の実績報告書を提出していたということです。 2023年12月、「施設が補助金を不正受給している」と情報提供があり、今年6月に県が立ち入り検査を行っていました。 県は7日付けで施設に対する補助金の交付決定を取り消し、今月27日までに全額を返還するよう命じました。