グランプリに輝いた渋谷さんの「鼻の差かな～」

　福島県南相馬観光協会の相馬野馬追フォトコンテスト審査会は１２日、南相馬市の野馬追通り銘醸館で開かれ、渋谷謙治さん（福島市）の「鼻の差かな～」が最高賞のグランプリに輝いた。 　５月開催に変更された今年の相馬野馬追を中心とした作品を募った。市内外の１１４人から計３５７点が寄せられた。応募者、作品数とも昨年を上回った。 　県写真連盟の黒岡隆会長が審査委員長、南相馬観光協会の鈴木清重会長らが審査委員を務め、慎重に作品を吟味した。 　準グランプリは佐藤幸雄さん（郡山市）の「初陣」、青田明子さん（南相馬市）の「凜として」、有住武洋さん（いわき市）の「水田を行く」の３点が選ばれた。 　表彰式は８月２４日午前１１時から、野馬追通り銘醸館で行われ、９月８日まで入賞作品が同会場に展示される。入賞作品のうちグランプリを含む７作品は２０２５（令和７）年のカレンダーの写真に活用されるほか、観光ＰＲに役立てる。

　優秀賞、入選の受賞者は次の通り。 　▽優秀賞＝門林泰志郎（いわき）舟山俊弘（福島）佐藤崇博（南相馬）門別泰弘（仙台）折笠正人（南相馬）▽入選＝遠藤宗徳（福島）上総英男（東京）関光雄（いわき）馬場正幸（福島）相田勝仁（同）滝田健一（郡山）島宏幸（埼玉）秋保洋幸（山形）横山久美子（伊達）高橋清良（南相馬）