駿河太郎、父・笑福亭鶴瓶は「ちょっと小さくなった」
落語家、笑福亭鶴瓶(72)と長男で俳優、駿河太郎(46)が、人の五感を刺激する効果のあるテレビスピーカー「kikippa(ききっぱ)」のブランドアンバサダーに就任し12日、東京都内で発表会見を行った。 CM関連の仕事を一緒にするのは10年ぶり。鶴瓶は「普段は会わないし、俺の方が緊張する。落ち着かないな」とソワソワ。そんな父に対し、駿河は「たまに電話があると『お前の演技、ほめてる人がいたで~』とか言ってくれる」と感謝した。 しかし、直接会うのは久々とあってか、駿河が「ちょっと小さくなったな」と遠慮なくズバリ。鶴瓶も「この前、人間ドックを受けたら、身長が3センチ縮んでた。172センチだったのに、169センチになってた」と明かし、照れくさそう。 お互い1男1女の父でもある2人。鶴瓶が駿河について「落ち着いて、しっかりしてきたなと思う。芝居だけじゃなく、(音楽活動など)すごいなと思う」といつもの毒舌はどこへやらで父の顔に。「妻と連絡を取ってランチに誘ってくれたりもしている」と親孝行を感謝すると、駿河も「父もいつまでも元気でいてほしい」と思いやった。 「kikippa」は医療関連機器などを販売する「シオノギヘルスケア」が昨年4月から販売。主に高齢者に向けた音響機器で、テレビやオーディオ機器につなげて使用する。テレビなどから出る音声を集中力や思考力を高めるガンマ波サウンドに変換、そのことで人の五感を刺激する効果が期待できるという。 16日の「父の日」を前に鶴瓶に「kikippa」を贈った駿河は「こうした機器が家族間のコミュニケーションのきっかけになれば」としみじみ。鶴瓶もNHK「鶴瓶の家族に乾杯」で知り合った家族のことを念頭に「僕自身も聞き役になることで、両親のなれそめを知らなかった子どもとの〝触媒〟になることもある」と語り、kikippaと似ていることを強調した。