生でも加熱してもおいしい「キャベツ」と「レタス」、選ぶならどっち?目的別おすすめポイントをご紹介!
食べ方で比較
まず、生で食べる場合の食感を比較してみましょう。 キャベツは繊維に沿って切ったり、大きく切るほどよく噛む必要があります。 それに対し、レタスも同じことがいえるのですが、そもそもキャベツよりも水分量が少し多くて繊維がやわらかいため、食べごたえが大きいのはキャベツの方。 つぎに、加熱して食べる場合はどうでしょうか? いずれも、生の状態に比べると加熱後は1/3ほどのかさに減ります。 違いとしては、やわらかくするまでにキャベツは細く小さく切らないと加熱時間がかかること。 レタスであれば、そもそも葉が薄いので短時間の加熱でしんなりとやわらかい食感にすることができるのです。 そのため、時短で料理をしたいのであればレタスの方がおすすめといえます。
結論
・栄養価が高いものを選びたいのであれば、「レタス」。 ただし、一般的なレタス以外の品種がおすすめ。 ・量が多いものを選びたいのであれば、「キャベツ」。 春キャベツよりも、通年見かける一般的なキャベツの方がおすすめ。 ・(生食)歯ごたえがあるものを選びたいのであれば、「キャベツ」。 ・(加熱)短時間で料理を仕上げたいのであれば、「レタス」。 つまり、どちらもそれぞれにメリットがあるということです。 買うときに悩んだときは、今何を優先したいのか、ということを基準にキャベツやレタスを選んでみてはいかがでしょうか。 ■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。 編集/サンキュ!編集部 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
サンキュ!編集部