40代、服選びを変えて「悩まないクローゼット」に。地味色ばかりでも大満足
年齢を重ねるにつれ、服選びに迷う人は多いもの。そこで、コーディネートに悩まない、お気に入りの服だけのワードローブをつくるアイデアを紹介します。夫の転勤を機にシンプルライフを目指し、心地よい暮らし方についてインスタグラムで発信するかなさん(現在40代)が、年齢とともに変わった服選びのポイントについて語ります。 【写真】40代、インナーは白と黒だけ
「捨て活」と「年齢」を機に服選びの基準が変化
「40代になると、急に手持ちの服が似合わなくなる」と、以前女性の先輩から聞いたことがありました。私も40代になり、ある日持っている洋服がなんとなく似合わなく思えて、このことか…と実感しています。若い頃と比べて体型が変化したのに加え、素材や着心地によってはストレスを感じるものも出てきたのです。 20代の頃は、周りにどう見られるかが気になって「いつも同じ服を着ていると思われたら恥ずかしい」と、とにかく大量に洋服を買っていました。ですが、夫の転勤による引っ越しを機に、多すぎるものを見直そうと捨て活を始めると、「流行っているから」と買ったものの、結局ほとんど袖を通していない服がたくさん。罪悪感を抱きながら、大量の服を手放しました。 その結果、かえって毎日の服選びがラクになり、「服をたくさん持っていればいいわけではないのだ」と気がつきました。
「ナチュラルな素材でラク」が服選びの最重要ポイント
そこからさらに年を重ねた今、服選びで重視するのは「いかに自分が心地いいか」。着心地のよさはもちろん、苦しくない、ストレスがかからないなど、以下のポイントをクリアした服のみでワードローブをつくっています。
●インナーは天然素材で白か黒に統一
タンクトップやTシャツといった、肌に触れるインナーはコットンなど天然素材のものを選びます。チクチクしたり静電気に悩むことが減りました。 また、服との色合わせを考えなくてもいいように、白と黒の2色に絞っています。
●トップスは顔まわりを明るく見せる白がメイン
トップスはニットやカットソー、ブラウスなど含めてほとんど白色ばかりです。顔まわりが明るく映るので助かります。 そのほか、腕まくりしやすい袖口にゴムが入っているデザインが好きで、同じような服が並びますが「好きなら何枚あってもOK」と考えるようにしています。お気に入りばかりのクローゼットになり、むしろ着ない服がほとんどなくなりました。