〝熱男塾〟卒業し、名手に弟子入り ソフトバンク野村勇が自主トレで学びたいこと「どんなメンタルでやっているのか聞きたい」
来季4年目を迎えるソフトバンクの野村勇内野手(27)が、今オフの自主トレで初めて今宮健太内野手(33)に弟子入りすることを明かした。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 3年目の今季は38試合の出場にとどまり、打率1割1分6厘、1打点。本塁打は初の0本に終わった。オフの自主トレはルーキーイヤーから毎年、ソフトバンクで活躍した松田宣浩さんの〝熱男塾〟に参加してきたが、今オフは今宮に師事する。「いろいろなところに行きたいなと思って。(今宮は)シーズン中からバッティングのことも聞いていてすごく分かりやすいので、いろいろ聞きたい」と説明した。 今宮に弟子入りする理由は打撃向上だけでない。「何を考えてやっているのか気になる。(今宮は)打とうがエラーしようがポーカーフェース。自分は顔にも態度にも出てしまうので、どんなメンタルでやっているか聞きたい」。年間を通して、調子の波が少ないベテランのメンタル術も間近で学ぶ。 21日はトレーニングのため、みずほペイペイドームを訪れた。「長打もいっぱい打ちたい。毎年言ってますけど、打たないと試合に出られないので」。ルーキーイヤーは97試合に出場し、10本塁打を放った。この2年は思うような成績を残せていないが、走攻守の高い潜在能力は大きな期待を受けている。来季を実りのあるシーズンにするため、環境を変えて挑む。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社