セレーナ・ゴメス、ビリオネアとなったことが明らかに
現地時間2024年9月6日、セレーナ・ゴメスが、稀に見る経済的成功を手にしたことがわかった。米ブルームバーグの発表によると、32歳のスターは正式にビリオネアの地位を得た。 より正確には、ゴメスの推定純資産は現在13億ドル(約1,850億円)とされ、世界で最も若くして自力で億万長者になった一人となった。報道によれば、彼女の富の“大部分”は、2019年に立ち上げた人気ブランドのレア・ビューティーの成功によるものだという。米ビルボードはゴメスの代理人にコメントを求めている。 彼女の他の収入源としては、音楽カタログや俳優業がある。最近では、ジャック・オーディアール監督の映画『エミリア・ペレス』や、ディズニープラスで配信中のドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』などが挙げられる。また、不動産ポートフォリオやブランド・パートナーシップも彼女の収入を支えており、4億2,400万人以上のインスタグラム・フォロワーを持っていることも大きな影響を与えている。ゴメスはまた、2022年に母親のマンディ・ティーフィーと起業家のダニエラ・ピアソンと共同で設立したメンタルヘルス・プラットフォームのWondermindの株式を保有しており、この投資からも利益を得ている。 彼女は、親友のテイラー・スウィフト、リアーナ、ジェイ・Z、イェー(カニエ・ウェスト)、ブルース・スプリングスティーンに続き、ビリオネアとなった数少ないミュージシャンの一人となった。スプリングスティーンは、今年7月に米フォーブスがその純資産を11億ドルと見積もっており、ビリオネア・クラブに加わった最新のアーティストとなっている。 このニュースは、ゴメスが【エミー賞】のコメディ・シリーズ部門で<主演女優賞>と<最優秀コメディ・シリーズ賞>にノミネートされた『マーダーズ・イン・ビルディング』のシーズン4が配信開始となってから約1週間後に発表された。彼女の次なる出演作は、ディズニー・チャンネルのシリーズ『ウェイバリー通りのウィザードたち』のディズニープラス・リブート版で、オリジナル・シリーズで兄役を演じたデヴィッド・ヘンリーと再共演し、製作総指揮を務める予定だ。 ゴメスは10月29日に配信予定のプロジェクトについて、「本当に私の原点になった場所だと思いますし、当時のことは常に感謝しています」と米ピープルとの最近のインタビューで述べ、「この新しい章が、私たちが若かった頃と同じように、全く新しい視聴者に喜びをもたらすことを願うばかりです」と語っていた。